ライフステージが変わっても、支え合いながら自分らしく働けるチームライフステージが変わっても、支え合いながら自分らしく働けるチーム

INTERVIEW

ファイナンシャルコントロール ファイナンシャルマネジメント 経理部

平野 果菜絵

Kanae Hirano
2013年中途入社

時間に追われる資金チームの仕事には、いい緊張感があった

​2013年に札幌本社の第一期生として、経理部の資金チームに入社しました。当時の経理部は、たった10人足らず。東京本社のメンバーがかわるがわる札幌に来て、丁寧に引き継ぎをしてくれましたが、先輩社員が近くにいないなかで仕事を覚えていくのがとても大変でした。事務職すら未経験だった私をサポートしてくださったのは、当時の課長です。マネジメントだけでなく具体的な業務にまで入り込み、すべての仕事を一緒に進めてくれたおかげで、なんとか仕事を軌道に乗せることができました。

資金チームの仕事は、給付金のお支払いや事業費のやりくりなど、一言でいえば「会社の預貯金の管理」です。銀行の営業時間内に急いで済ませなければならないタスクが多く、遅延とミスは許されません。だからこそ、チーム内での協力は不可欠。「みんなで一緒に、この時間までにミスなく業務を終わらせよう」というムードのもと、よい緊張感をもって働いてきました。立ち上がったばかりのチームだったこともあって、当時はクリスマス会やたこ焼きパーティーなどで休日もよく集まり、人間関係を深めていったのが良かったように思います。一般的には若い同僚同士でやるようなイベントを、年長者である部長や課長も一緒になって楽しんでいたため、業務中も質問や相談がしやすい空気ができていました。

平野果菜絵平野果菜絵

札幌から本社の会計を担うため、抜本的な業務見直しを推進

​東京本社の経理部がなくなり、札幌に会計機能を移管することが決まった際に、会計チームへ異動。東京本社の経費精算や会計処理などを札幌から担当するため、新たな仕組みづくりを進めていきました。ちょうどコロナ禍に入ってリモート化も進んだタイミングで、業務の抜本的な見直しに関われたのはいい経験だったと思います。本社のさまざまな部門からくる問い合わせに対応したり、経理ルールの変更を全社に伝える案内文をつくったり、自分の考えを活かせる作業が多いのも楽しかったですね。知識や経験不足によってメンバーだけで対応できない部分は、部長や課長がサポートしてくれて、札幌本社のチームワークの良さをまた改めて感じました。

平野果菜絵平野果菜絵

​1年ほど会計チームで働いたのち、産休・育休を取得。社会とのつながりを保っていたかったので復職には迷いませんでしたが、年齢やキャリアの近いロールモデルがいない不安はありました。ただ、すでに子育てを終えた世代の上司たちはとても理解があり、いつも働きやすい環境を整えようとしてくれます。どんな仕事がしたいか希望を聞いたうえで、やりがいのある役割を任せてくれるのです。先日は「産休・育休を経て、仕事と育児を両立するには」といったテーマの社外研修を紹介され、会社の補助で受講させてもらったりもしました。


全員を全員でフォローし合える、札幌経理部の温かさ

​その後2人目を産んでまた復職し、いまは入社当初と同じ資金チームにいます。時短勤務のため、急ぎの仕事が詰まったときには、メンバーが「もうすぐ16時だからそれは引き取るよ」などとサポートしてくれることも少なくありません。子どもが急に熱を出したりすると、そのぶんの仕事はどうしても周りにお願いすることになってしまい、とても心苦しいのですが……。いま助けてくれている方が困っていたら、今度は私が恩返しをしたい。どんな方にも、人生のなかでサポートが必要な瞬間は必ず出てくると思っています。以前の上司とよく一緒に食事をしていて、「自分が上になったら、次の世代に返してあげてね」とおっしゃっていたのですが、本当にそのとおり。そのときどきでフォローが必要な人を私もちゃんとサポートしたいし、いまの札幌経理部はそんな空気のチームだと感じています。

​私自身の目標は、仕事やプライベートのどちらかに偏ることなく、長く働き続けていくこと。年齢を重ねた上司も無茶な働き方はせず、でも勤務時間中は全力投球していて、その姿が素敵なんです。私も「時短だからできません」と簡単に諦めたり、「フルタイムでバリバリやります」と常に無理をしたりせず、限られた時間のなかでも100%を出せるようになれたらいいなと思います。

平野果菜絵平野果菜絵

1日のスケジュール1日のスケジュール

1日のスケジュール 平野果菜絵 1日のスケジュール 平野果菜絵

​これから応募される方へのメッセージ

これから応募される方へのメッセージ これから応募される方へのメッセージ

​札幌本社には、メンバーの働き方や変化にも柔軟に対応してくれる風土があります。在宅勤務が増えたいまでも、定期的にチームでコミュニケーションを取る機会があり、和気あいあいとしているのもいいところ。立場や年齢が違っても、お互いに温かくサポートをしあいながら働ける環境です。

​(2022年12月1日時点)


​人と仕事についてもっと知る