​INTERVIEW

​就職活動のはじめから、ずっと外資系の金融業界を志望していました。父が楽しそうに働いていたこともあり、先進的なイメージに憧れを抱いていたのです。希望した職種はマーケティング。趣味で小説を執筆するなど、なにかを作り出すことが好きだったので、創造力を使う仕事がしたいと考えていました。ただ、マーケティング職種は新卒採用数が少なく、年次の近い先輩や同期がいないことも多いと聞きます。しかし、先輩社員の部門座談会に参加してみるととても雰囲気がよく、この方々にならいつでも相談しやすそうだし、同期がいなくても大丈夫だろうと安心できました。

入社後は、主に2つの業務を担当しています。1つ目は、アクサ生命の商品付帯サービスについて帳票や研修資料を作成したり、営業店からの問い合わせに対応したりする仕事。2つ目は、健康経営※を支援する「アクサの産業医プログラム」の資料作成や、お客さまサポートなどのオペレーションです。こちらはまだリリースして数年のサービスなので、営業店向けの資料を企画・推進するときもアイディアは自分次第。能動的に仕事をつくっていく面白さを感じています。

​1年目は、商品付帯サービスや産業医プログラムのパンフレット作成を手がけていました。大学でマーケティングを学んでいたわけでもなく、知識やノウハウがまったくないため、OJTの先輩を質問攻めにしていたと思います。産休中の先輩が作っていかれた丁寧なマニュアルにも、とても助けられました。大変だったのは、頭に入れておくべき情報が膨大であること。サービスの特性やユーザー属性などは当然把握しておかなければならないし、企画・推進の一連の流れで出会うステークホルダーは多岐にわたります。先輩たちのフォローを受けながら、とにかくメモを取って自分なりにまとめ直すことで、なんとか知識の定着を図っていました。そんななかでも、自分のアイディアが形になっていくのはうれしかったですね。産業医プログラムは少し説明の難しい商品だったため、漫画で理解できるような帳票を制作してはどうかと企画を出し、採用されました。1年目から自由に提案できる、会社の風通しの良さも感じられました。

​もともと外資系企業に惹かれていたため、業務でも英語を使いたいという気持ちがありました。その意向を上司に伝えていたところ、海外ベンダーとやりとりをするプロジェクトに参加することに。国によって法律や考え方が違うため、日本の感覚ですべての仕事を進めていくことはできません。だからこそお互いに話し合いながら、どのように折り合いをつけていくかを考えていきます。異文化交流が好きな私にとっては、本当に楽しい仕事でした。子どもの頃から海外で働くのが夢なので、いつかフランス本社に異動して、こうした経験をさらに積み重ねていきたいと感じましたね。