生命保険と税負担対策で黒字倒産を回避

#会社経営 #保険 #税金

会社経営が上手くいっていても、取引先からの入金の遅れや想定外の出費に見舞われると手元の資金が尽きてしまい、「黒字倒産」に追い込まれることがあります。また、経理の仕方によって予定外の税金の負担が生じてしまい、急にお金が必要になることもあります。

そこで今回は、専門家のアドバイスで黒字倒産を回避した事例を通して、決算対策の重要性と生命保険を活用した決算対策の有効性についてご紹介いたします。

満期を迎えた保険契約を転換したところ、税金が予定の3倍に跳ね上がってしまった

関西地区の大手機械部品メーカーのA社は、付き合いのある複数の保険会社を通じて生命保険に加入していました。その中のひとつで福利厚生型の生命保険が満期を迎えたため、退職金として利用する予定がないことから、決算の2ヶ月前に契約の転換を行いました。

その後、別の生命保険会社の社員にそのことを話したところ、「経理処理は大丈夫ですか?」と逆に聞かれ、契約転換時に経理処理が必要なことにそのとき初めて気づきました。その経理処理も含め、あらためて納税額を計算すると、当初想定していた約600万円が約1,800万円程に拡大することが判明しました。

A社の事例では税理士のアドバイスをもとに決算対策を行ったため、税金の負担を減らすことができました。しかし、決算対策をしないでそのまま税金を負担していたら、会社の経営がうまくいっていても運転資金が不足する可能性がありました。

黒字倒産を回避するための生命保険の活用法とそのポイント

※写真はイメージです。

A社が十分な運転資金を確保できたのは、適切な決算対策で税金の負担を軽くできたからです。

A社の社長が税理士から受けたアドバイスは、「コンピューターなどの少額減価償却が使えること」「従業員への決算ボーナス支給をすること」など、社長がこれまで知らなかった方法ばかりでした。そこで、税理士からのアドバイスをもとにさまざまな決算対策を行い、それにあわせて生命保険も活用してさまざまなリスクに備えました。

「保険会社の方とはいろいろなお付き合いがありますが、生命保険といっしょに会社経営全般に関する有効な情報も同時に提供していただくこともあり、とても感謝しています。特に今回の件では、税理士さんまで紹介いただき、今まで知らなかった手法で黒字倒産の危機を乗り切ることができました。これからも保険だけではなく、いろいろな情報が欲しいので、長くお付き合いをしたいと思っています。」

企業のピンチを救う、生命保険が持つ「4つの力」

法人契約の生命保険には、企業のもしもに備える「4つの力」があり、財務の面からも企業を支えてくれます。A社の事例でも、生命保険が持つ「4つの力」を生かした適切な決算対策が行われています。

① 保障の力
経営者が亡くなったり働けなくなったりすると、資金繰りの悪化や売り上げの減少などに見舞われ、黒字でも会社経営を続けられなくなることがあります。そんなとき、生命保険から支払われる保険金は当面の事業資金に使えるだけでなく、死亡退職金や弔慰金が必要になった場合にも使えます。

② 税効果の力
生命保険では所定の条件を満たすと、支払保険料の全部または一部を損金算入することが可能な場合があります。計画的に利用すると法人税などの負担を減らすことができます。

③ 現金の力
払いもどし金のある生命保険であれば、契約者貸付制度のご活用や、ご契約を解約または減額することで現金として受け取り、運転資金や退職金の原資に活用できます。いざ緊急資金が必要な時に資金繰り対策として役立てることが可能です。

④ 利益の力
必要なタイミングでご契約を解約や減額し、払いもどし金を受け取ったとき、保険差益が生じれば利益を確保することができます。決算時の赤字回避や一定以上の利益確保ができ、役員退職慰労金の支払いもスムーズにおこなえます。

生命保険が財務諸表にどう反映されているのか

生命保険が持つ「4つの力」が企業の財務諸表にどのように反映されるのか、具体的なケースをもとに紹介します。

■ご契約例
ご契約者:法人
払込保険料の2分の1が損金算入可能な生命保険
年払保険料200万円・死亡保険金1億円
ご契約から10年後の解約時払いもどし金 1,700万円 の場合

①  保険料を支払っている間…「税効果の力」が発揮される
支払保険料の内、資産計上部分は「保険積立金」に計上。損金算入部分は、「販売費及び一般管理費」に計上され、法人税の税軽減効果が得られます。


②  10年後に生命保険を解約した時…「現金の力」「利益の力」が発揮される
1,700万円の解約時払いもどし金を受取ります。その際に、資産計上されていた1,000万円が取り崩され、差額700万円が雑収入として収益に計上されます。


③ 10年後に経営者が死亡した時…「保障の力」「現金の力」が発揮される
死亡保険金1億円が支払われ、、保険積立金1,000万円との差額9,000万円が雑収入として収益に計上されます。

経営者に万一のことがあると業績が大きく落ち込んでしまうことがあります。そのとき、生命保険の保険金を不足する運転資金に使うことや、生命保険から生まれた利益を赤字回避のために使うことができるため、生命保険は会社をピンチから救ってくれます。 

生命保険を活用した決算対策では、専門スタッフのコンサルティングも大切

※写真はイメージです。

生命保険を活用した決算対策は、多くの企業が用いています。しかし、税金について専門的な知識が不足していると、ご紹介したケースのように予想していなかった税金の負担が発生してしまい、最悪の場合には運転資金の不足で黒字倒産に追い込まれてしまうこともあるので、保険会社の専門スタッフに相談してみることをお勧めします。

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