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INTERVIEW
データ データサイエンス
佐藤 薫
Kaoru Sato
2018年新卒入社
営業活動と業務効率化のどちらにも、データでアプローチしていく
大学では統計や計量経済を学んでいて、昔から脱出ゲームやパズル、パソコンの分解など、誰かがつくったものの仕組みを解いていくのが好きでした。データ分析の仕事も、数値を使って答えを解き明かしていく仕事。趣味でフランス語も勉強していた私にとっては、フランス系の外資系企業であるアクサでのデータサイエンティストの仕事が、とても魅力的に感じられました。
データサイエンスチームの存在意義は、トップラインである新契約を増やすことと、業務効率化によって経費を減らし、利益を増やすことです。新契約を増やす仕組みはいわば「優秀な営業社員の頭脳を再現するAI作り」、業務効率化の仕組みは「優れた業務プロセスを再現するAI作り」といえば、イメージしやすいかもしれません。特にトップラインのデータ分析は非常に面白い分野で、各社が切磋琢磨しています。アクサ生命は、同グループのアクサダイレクト生命やアクサ損害保険とともに「One AXA」を掲げ、グループ全体でデータ分析を行っているのが良いところです。生命保険と損害保険で細かな違いはあれど、保険業務としては似ている部分も多いため、良いアイディアを横展開しながら、効率的に開発を進めています。
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企画・制作から実装後のケアまで、一気通貫で担う
入社2年目のときに、追加契約の見込みが高い既契約のお客さまをピックアップし、販売につなげる施策を考えました。アイディアのきっかけは、入社してすぐに実施された営業研修です。右も左もわからないなかで、リストにあるお客さまをどんどん訪問しました。こうした作業をもっと効率化できれば新契約アップにつながるはず。そう感じて、成約率の高いお客さまを特定するAIを着想しました。社内にはさまざまなデータが膨大にあり、それをどう使っていくかはメンバーの裁量に委ねられています。私も自分のアイディアを形にするべく、先輩たちにデータのありかを教わりながら、データ分析を進めていきました。
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そして、着想から2年後。「顧客ソート機能」が、いくつかの営業店でのテストを経て、全営業社員が使うツールへ搭載されました。しかし、機能をリリースすれば終わりではありません。いまは活用率のさらなる向上を目指して、使いやすさの改善を図っているところです。要件定義から始め、実装後の稼働状況まで一気通貫で体感できることこそ、アクサでデータサイエンティストとして仕事をする醍醐味だと感じます。
チャンスをつかみ、チームの力で業界を変えていきたい
日本の生命保険業界におけるデータ活用は、まだまだ発展途上にあります。何十年も前に契約された保険も新しい保険も同時に扱うというサービスの特性があり、生命保険会社が扱うデータは膨大で複雑。しかし、そんな業界にデータサイエンスを取り入れ、時代をぐんぐんと進めていく仕事は、とてもエキサイティングです。
アクサは挑戦したい人にチャンスを与えてくれる社風で、入社2年目のときには念願叶って、海外の研究所で働く機会も頂きました。ただ、直後のコロナ禍で、すぐに帰国することとなってしまったのですが……。いずれまたチャンスを見つけて、リベンジを果たしたいと考えています。
また、昨年からデータサイエンスチームのマネージャーを任されており、チーム全体で仕事に取り組むことにも喜びを感じています。もともとは専門スキルを高めていくエキスパート志向でしたが、大きなチャレンジをしていくには、やはりチームでの連携が必要です。チームメンバーそれぞれに得意・不得意があっても、全員でスキルチャートを重ね合わせたときに、チーム全体で大きな円になっていればいいのです。これからもデータの力を信じ、メンバー一丸となって会社の課題に取り組んでいきたいと考えています。
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これから応募される方へのメッセージ
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データサイエンスチームには、いわゆる定型業務がありません。決まりきった仕事がない分、指示を待っているだけでは難しいかもしれませんが、自分で課題を見つけて解決策を考えていけるような人には、本当に面白い職場です。「生命保険業界を変えてみたい」「より良い仕組みを作りたい」と感じる人に、ぜひ応募していただきたいと思います。
(2022年12月1日時点)