小林りんは人生100年をどう歩く?~安渕の未来ダイアログ 第2回

#お金 #安渕の未来ダイアログ #人生100年 #インタビュー #ライフスタイル #仕事

小林りん氏、安渕聖司氏

平均寿命が男女ともに80歳を超える今日の日本。医療技術の発展によって、現在60歳のひとの約4分の1が95歳まで生きるようになる、との試算も出てきました。そう遠くない将来、多くのひとにとって「人生100年時代」は現実のものになると予想されています。

※参考:金融審議会 市場ネットワーキング・グループ「高齢社会における資産形成・管理」報告書 令和元年6月3日

これまで以上に長い人生を歩むことになるだろうという未来予想に対し、あるひとは希望を感じ、またあるひとは不安を抱えるようになっています。こんな時代に大切なのは、「自分はどう生きたいか」を思い描くことではないでしょうか?

しかし、「そんなことを言われても、誰も経験したことがない将来を想像するには、お手本がほしい…」と思うひともいるはず。そこで、私たちは「人生100年」をテーマに、各界の有識者などにお話を伺う連載『安渕の未来ダイアログ』をスタートさせました。

第2回は、軽井沢の全寮制インターナショナル・ハイスクール「ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン(以下、UWC ISAK)」で代表理事として活躍する小林りんさんをゲストに迎え、教育者の視点から「人生100年」について語っていただきました。

(聞き手:アクサ生命 代表取締役社長兼CEO安渕聖司)

長寿の家系だから、「人生100年」を当たり前に感じていた

安渕:私が、このひとの「人生100年」は楽しみだな、と思うひと…それどころか「活躍する姿を見ていると100年以上生きていきそうだな」と思うひととして、真っ先に思い浮かべたのが、UWC ISAKの小林りんさんです。今日はどうぞよろしくお願いします。さっそくですが、りんさんが「人生100年」を意識したのはいつですか?

小林さん:私は長寿の家系に生まれていて、祖父母は当時にしては珍しく98歳〜100歳で天寿を全うするほどの長生きでした。さらに、私の両親はいまも元気で、現在70歳の父は63歳で人生2度目の起業をするほどなんです!まだピンピンしているので、きっと80歳までは現役でバリバリ働いて110歳くらいまで生きることになるんじゃないかと思います。同年齢の母は、都内の市長を引退してから昔から好きだったスキーを再開、夜行バスに乗って合宿に参加したりして、年間50~60日は滑っているんじゃないでしょうか。そんな様子を見ていると、「私も120歳までは生きられそうだし、100歳までは現役で頑張る!」という気持ちが湧いてきます。(笑)

小林りん氏

ダボス会議で『LIFESHIFT』(原題:The 100-year life)の著者でもあるリンダ・グラットン教授にお会いし、世界的にもそういう潮流があるとは知っていたのですが、私の場合、身近に「人生100年」がいたこともあり、「そういうものだ」と思っていたというのが正直なところです。

格差の現実を目の前にした90年代

安渕:りんさんと私は、UWC ISAKへの関わり合いのなかで親交を深めてきたこともあり、「教育」という共通の関心事項があると分かっています。ただ、小林さんにはほかにもさまざまな興味関心分野があるのではないか、と思うのですが…いかがでしょうか?

小林さん:まず、私は「努力や能力による結果ではない、生まれたときの状況や環境の違いで色々な機会を得られない不均衡」に強い憤りを覚えます。それを是正する手段として教育にも関心を持つようになりました。その原体験となるのが、1992年、灼熱のなかで見た格差の現実です。

カナダの高校に通っていた私は、休暇の際、仲良くなったメキシコ出身の友だちの家に招待してもらったのですが、そこでの体験は強烈でした。まず、招いてもらった家が、「そっか、これがメキシコの現実なんだな」と思わず口をついてしまいそうなブロック塀で作ったとても質素な家だったのです。トタン屋根を伝ってくる雨水をドラム缶に集めて洗濯をする、という環境でした。

そこで1ヶ月間過ごさせてもらうことになっていたのですが…きっと日々の自分たちの生活も決して楽ではないはずなのに、私という食い扶持が増えることで迷惑がかかるのでは、と申し訳ない気持ちにすらなりました。それなのに、友だちとその家族は心から私を歓迎してくれました。さらに、私には忘れられない体験になる、スラム街への案内もかって出てくれました。

そんな体験から、「ここに生まれたひとはどうなるのだろう?」とか「私は偶然にも日本に生まれたけれど、もしかしたらあのスラムに住むひとりの子どもだったかもしれない。日本ではごく普通の家だけど実はすごくスペシャルな立場で生きているんじゃないか」と考えるようになりました。そして、「だからこそ、やるべきことがあるんだ」と、漠然とではありますが強く想うようになりました。

小林りん氏、安渕聖司氏

ただ、すぐにその想いに突き動かされて行動を起こしたわけではなく、一度は日本に戻って民間企業へ就職しました。社会人人生のスタートは、「やりたいこと」ではなく、「プロフェッショナリズムを磨くこと」を優先させ、転職もしました。

しかし、28歳のころ、高校の同窓会で久しぶりに同級生と会って話しているうちに、メキシコで目の当たりにした強烈な体験やその時に強く感じた想いがフラッシュバックしてきました。そして一念発起し、仕事を辞めて「UNICEF」を目指すべく大学院に行くことにしました。それからの人生において、教育はまさにライフワークになっています。

大学院卒業後は「UNICEF」に入ったのですが、外資系金融とベンチャー企業で働いていた私にとっては、比較的緩やかに時間が流れていました。とにかくがむしゃらに動いていたい性格の私には「もっと得意な働き方がある!」と思うことがたびたびあり、「自分の得意な働き方とやりたいことを掛け合わせて働ける機会はないかな?」と考えるようになりました。そんなとき、のちに学校の発起人代表となる谷家衛さんに出会いました。

安渕:以前、りんさんは「得意なことをまずやっていくのはいいけど、人生のどこかのタイミングで、自分の好きなことと結び付けられた方がいい」といった趣旨のことを話していたと思います。まさにそれができた、ということですね。

小林さん:そう思います。UWC ISAKでは、「問いを立てる力」の大切さを説いているのですが、これは自分が何に興味を持ったり、情熱や愛情を傾けたりするかを知ることとも言えます。私の場合、社会の不均衡に憤る心であったり、それを解決するための教育への情熱です。

しかし、情熱がどれだけ強かったとしても、社会のニーズがなければ何かを成し遂げることは難しいでしょう。本校が安渕さんをはじめとするたくさんの支援者さまに恵まれた理由は、社会のニーズにもあっていた、ということだと思います。だから、ありがたいことに、ここまでこられたのだと心から感謝しています。

教育に携わることは、子どもたちの20~30年後を考えること

安渕:UWC ISAKの立ち上げから今日まで、子どもたちと接するなかで自分自身の意識が変わったり、「未来を見ているな」と感じたりすることはありますか?

小林さん:教育に携わるということは、16歳くらいの子どもたちの20〜30年後のことを考える、ということです。そのため、「この子たちが社会で活躍するころには、社会はどんなふうに変わっているんだろうか」と常に考えています。

UWC ISAKには、世界中から多様なバックグラウンドをもつ子どもたちが集まっています。83カ国の子どもたちが生み出す社会は、ある種、世界の縮図のように感じられます。たとえば、アジア・アフリカ諸国や中米、中近東の子どもたちを見ていると、彼らの国が将来は世界の中心になるかもしれない、なんて想像することもあります。

社会システムが激変し、生きるチカラが重視されはじめた

安渕:2008年に準備委員会を設立、そして2010年のサマースクールから始まったUWC ISAKも、学校として3期生を送り出すまでになりましたね。その間、子どもたちや教育を取り巻く環境にも大きな変化が起きたのではないでしょうか?

小林さん:2008年当時からすると、確実に大きく変化したと感じます。なかでも、風向きが変わる最も大きなきっかけになったのは、2011年の「東日本大震災」でしょう。あのような大きな災害に直面し、親御さんたちは、「自分の子どもがずっと日本で暮らしていくことが当たり前だと思っていたけれど、世の中いつ何が起こるかわからない、状況の変化によっては国外に出ることも必要になるかも知れない」と肌で感じ取ったのだと思います。だから、「子どもにはどこででも生きていけるような能力を身につけてほしい」と願うようにもなったのでしょう。

小林りん氏

親世代の「40年ギャップ」を越えようとする子どもたち

安渕:社会の変化というと、最近、終身雇用制度の崩壊や新卒で就職した会社がいつまでもあるとは限らない、といった話題が聞かれるようになりました。そのためか、若い世代のひと達は「出世して、給与を上げて…」といったこれまでの典型的な人生モデルを考えられなくなっている、と指摘されています。実際に子どもたちと接していて、そうした考え方や価値観の違いを感じることはありますか?

小林さん:子どもたちをはじめ若い世代の多くが、これまで当たり前だった「終身雇用」のような社会システムがこの先も続くとはまったく信じていないし、そんな社会があるとも思っていないのだと感じます。この考え方の違いは20〜30歳くらい年が離れた世代間に見られることです。

教育の現場では、20年後を考えてカリキュラムをつくる教育者と変化に向き合い考え方を変え始めている若い世代に対し、過去の成功体験や失敗体験をもとに20年以上前の価値基準で判断しようとする親世代がいて、この間に意識のギャップが生じています。これは、「40年ギャップ」と呼ばれ、日本に限らず、世界的に教育界で問題になっているトピックスです。

安渕:教育では、同じくらいの歳の子どもと比べたり、きょうだいと比べるのが一番ダメなことだと言われるそうですね。また、親の成功や失敗体験から「これをしておきなさい!」と押し付けるのもよくないことだと。子どもたちからすると、「それは自分となんの関係があるの?」となってしまいますよね。

安渕聖司氏

小林さん:おっしゃるとおりです。たとえば、「自分が英語で苦労したから英語教育を」と言う親御さんもいらっしゃいますが、技術革新によって機械による通訳機能の精度がもっと上がれば、言語の違いに苦労する必要なんてなくなる日がいつかくるかもしれないんですよ。

安渕:そう考えると、親がすべきなのは「機会を与えてあげること」だけなのかもしれませんね。そうして、どう育っていくか見守る、と。教育が一番長い投資と言われますが、まさにそうした意味なのでしょう。

自ら問いを立て、社会との接点を探る旅

安渕:若い世代の考え方が大きく変わっている、というのは私も日々肌で感じます。新卒入社や若い世代のひと達と話していると、「同期が転職していく姿に不安を覚える」というような話をしばしば聞きます。そんな時、私は「社会人になってからは『成長と貢献』をキーワードに進んでいけばいいんじゃないか」と話すようにしています。

どうやって成長していくかを考えるために、いま自分がやっていることが100%できているのか、どんなスキルを身につけていきたいのか、やっていることが誰の役に立っているのかを考えていく。それを続ければ道は拓けていくだろう、ということです。

小林さん:若い世代の価値観はあきらかに変わっていて、安定志向を強く持つひとたちは当然一定数いる一方で、新しいことに抵抗がなくなっているひとたちが増えているようにも感じます。成長と貢献を考えながら、「自分の能力を磨いていき、個性が伸びるところに身を置く」というキャリア形成に変わっていこうとしているのでしょう。

安渕:私の世代とは明らかに違う発想が感じられますが、そこに大きな可能性があると思います。

小林さん:これまでは、「どんな会社や仕事が儲かるか、市場のトレンドは何か」といった外の世界に目を向けて人生の選択をする生き方が大多数だったと言えるでしょう。

しかし、いまの子どもたちは、圧倒的に内向きの問いに一生懸命取り組んでいて、そのうえで内と外の接点を探る旅に出ているようです。社会の課題やトレンドをいたずらに追うのではなく、まずは「自分は何者で、何に興味を持ち、何に憤るのか?」という内なる世界への問いを続ける方が先、ということです。

小林りん氏、安渕聖司氏

安渕:たとえば、親や上司に認められるために、承認欲求を求めて何かをするというわけではない、ということですね。

小林さん:承認欲求を満たすためには、いいところを見せようと無理をすることもあったかと思います。ですが、いまの子どもたちは「弱さ」を見せられるようになっているし、誰かが「弱さ」を見せると助けたくなる、というふうに少しずつ変わってきている気がします。

安渕:承認ではなく共感を求めている、というわけですね。

小林さん:その通りです。リーダー像も「強い、牽引力のあるひと」ではなく、「多くのひとから共感が得られ、助けようと思わせる魅力のあるひと」というふうに変わってきているようです。

「お金がないと何もできない」という現実を知らせる意味と価値

安渕:「生きていくうえで、お金がすべてではないけれどお金がないと始まらないこともある」とするなら、金融リテラシーを育む教育はとても重要だと言えるでしょう。しかし一方で、教育のなかでお金について取り上げることは難しいとの話も聞こえてきます。UWC ISAKではどうしているのでしょうか?

小林さん:「金融」という言葉はつかいませんが、お金の重要さを実感してもらうプログラムはあります。生徒たちが運営するプロジェクトに予算3万円を渡して、自分達でゼロから何かをつくる実践的な取り組みをしてもらうのです。予算が足りない場合は、自分で調達するように、とのルールもあって、子どもたちは自分が成し遂げたいことのために、クラウドファンディングをしたり、地域のひと向けに英語を教えて資金を稼いだりと、自分で考えながら資金作りするんですよ。

小林りん氏

安渕:学校でお金のことを真正面に扱うのは、UWC ISAKの特徴のひとつと言えますね。「人生100年時代」には、若いうちからお金の教養を身につけることが大切ですし、自分の人生にとって大切なことを理解した上でお金について考えることは重要だとも考えています。そうしたこともあり、弊社では「どのような人生を歩みたいか」を明らかにするライフプランニングをおすすめしています。りんさんは、「人生100年時代」にお金についてどのような考えをお持ちですか?

小林さん:もちろん、避けられない問題です。金融庁のワーキング・グループが発表した「老後資金2,000万円」の報告書が大きな話題になりましたが、あの根拠をしっかりオープンにして、具体的な打ち手を一人ひとりが考えるきっかけにすべきだったと思います。2,000万円という金額の是非はさておき、リタイアしたあと100歳まで生きるのに、ましてや、自分がやりたいことや叶えたい夢を実現するために、本当はいくらあれば足りるのか?と考えることはとても大事なことです。

教育の場に限って言うと、日本ではお金の話を教育に持ち込むと「美しくない、ふさわしくない」と言われるフシがあります。しかし、学校には、いままさに教育を受けている子どもたちを育てる場としての価値があるのと同時に、長い時間をかけて学校の価値観を浸透させ、学校に関わるすべてのひとと“良さ”を共有するという価値があります。この2つを達成するためには、サステナビリティ(持続可能性)が重要で、運営するための資金集めも不可欠です。お金の話は避けては通れません。

小林りん氏、安渕聖司氏

人生100年を生きるために、自分の強みや幸せの基準を確かにしよう!

安渕:弊社が20代~60代男女1,000名を対象に実施した「人生100年時代に関する意識調査」の結果によると、「100歳まで生きることを望む層はわずか21.2%」だったとあります。その理由は、健康への不安だったり、お金の心配だったりするようです。小林さんは「人生100年時代」をどう過ごしていきたいですか?

小林さん:それだけ時間があったら一体何ができるのだろう、次はどこへ行けるのだろう!?とワクワクしますね(笑)。もちろん、冷静に考えると、老後の備えが…と不安がよぎることもあるかもしれません。そうした時に備えて、人生設計はとても大事でしょう。ただ私の場合、主人とは学生時代に出会い、洗濯機が部屋に入らなくて軒先に置いてあるような狭い部屋からのスタートでしたので、最後は生活水準を下げれば何とかなるのかな、と比較的楽観的に構えています。

寧ろ今重要だと思っているのは、どう生きるか、です。私としては、次の10年は「20年後を見据えて教育界に貢献したいと考えているひとをサポートしたい」と思っています。もちろん、私達らしい方法で、です!

小林りん氏

たとえば、これまでは教育に何か不満がある場合、学校や先生のせいにしたり、国や自治体の教育政策を批判する人が多かったと思います。でも、最近は私たちだけでなく、N高や風越学園のように完全に新設で私立学校を作る動きも増えてきました。クラウドファンディングが出てきて、自分自身が資産家でなくても多くのひとたちの共感を得て新しいことを興せる時代になってきています。そして、社会の先輩方や、世論やメディアの方々もそうした動きを応援してくださる。“ゲリラ戦”で教育現場からも変化を起こすことができる時代になってきている気がします。

安渕:最後に、いろんな条件の違いはあると思いますが、それでも前向きで居続ける気持ちを養うには何が必要だと考えますか?

小林さん:やはり「問いを立てる力」ではないでしょうか。これに加えて、「変化に対する胆力」も求められていると思います。

100年も生きていたら、きっと世界は大きく変わるし、自分がやることや居る場所も、変わらざるを得ないかも知れません。それをワクワクと捉えるのか、コワゴワ身構えるのか…この差が新しい時代を楽しめるかどうかの差につながるのだと思います。たとえば「貯金が1,000万円しかないから日本では暮らせない、となっても、フィリピンのように物価の安い国に行けばいいかもしれない!」と考えられたら、ちょっと状況や心境は変わるかもしれませんよね(意外と日本語も通じたりしますし)。

いまの世の中には、「ここにいれば安泰だ」と保証してくれるような場所はなさそうです。だったら、自分の人生のなかで「幸せだし、満足感がある!」と感じることを選べるようにしたいものですね。そのためには、何を軸に生きていくのか、何が自分の強みで何に幸せを感じ、何に好奇心や熱意、憤りを感じるのか、自覚しておく必要がある気がします。

少なくとも、「他人が見て、他人が判断して幸せと映る姿」といった相対的な評価ではなく、自分の軸で幸せや満足感を判断できれば、人生100年は楽しくすごせるように思います!


対談を終えて

小林りんさんとは、もう7~8年の付き合いになりますが、次世代のリーダーの代表であり、ご自身の活動が直接もたらすアウトプットだけではなく、それによって社会がどう変わるのかといった、大きな視点でのアウトカムを見ているひとだと思います。だから、次々に発想がふくらみ、そのより大きなピクチャーに、同志として参加することができる私としては、どんどん楽しくなってくるわけです。

今回、対談していて思ったのは、「人生100年時代」というのは、もはや単なる長寿の話ではなく、新しい世代にとっては、「今の社会システムがこの先続くことはありえない」という認識の上で、社会変革が前提となっているということです。そうであれば、私も、新しい社会作りに、これまで以上に、より積極的に参加し、変えるべきものを変えていかなくてはと、新たな勇気を得ました。

私自身は人生100年を1日に例えると、午後3時を過ぎたあたりにいますが、まだ陽は高く、活発に活動できる時間ですし、暗くなってからも動き続けるようにしたいと、わくわくし続けています。

――安渕聖司

小林りん氏、安渕聖司氏


小林りん(教育者、写真左)
奨学生としてカナダの全寮制インターナショナルスクールに留学。その時の原体験から、東京大学では開発経済を、スタンフォード大学大学院では教育を学び、前職では国連児童基金(UNICEF)のプログラムオフィサーとしてフィリピンに駐在、ストリートチルドレンの非公式教育に携わった。2007年、インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(旧称)の発起人代表である谷家衛氏と出会い、学校設立から携わることに。以来、教育をライフワークにしている。日経ビジネス チェンジメーカー・オブ・ザ・イヤー2013、日経ウーマン ウーマン・オブ・ザ・イヤー2015、財界 経営者賞2016、イエール大学ワールド・フェロー2017。
 

ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン(UWC ISAK Japan)
「自ら成長し続け、新たなフロンティアに挑み、共に時代を創っていくチェンジメーカーを育む」をミッションに掲げ、軽井沢に設立された全寮制インターナショナル・ハイスクール。設立には財界を中心に多くのひとが物心両面の支援を行ない、いまもその繋がりが続いている。社会にポジティブな変革を生み出すチェンジメーカーを育てるべく、独自のカリキュラムを展開。2017年8月には、日本で初めて、1962年に始まったユニークな教育機関UWCの加盟校になり、世界83ヶ国から集まる生徒の約7割に奨学金を給付する。UWCの加盟校は、「世界の平和と持続可能な未来を実現するために、教育の力で世界の人、国、文化をひとつにする」という共通のミッションを掲げている。
 

安渕聖司(写真右)
アクサ生命保険株式会社 代表取締役社長兼CEO。1979年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、三菱商事株式会社に入社。東京、仙台、ロンドン勤務を経て、90年ハーバード大経営大学院修了。99年リップルウッドの日本法人立ち上げに参画。リップルウッド・ジャパン株式会社エグゼクティヴ・ディレクター、UBS証券会社マネージングディレクター、GE コマーシャル・ファイナンス・アジア上級副社長を経て、09年GE キャピタル・ジャパン社長 兼CEO、17年ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社代表取締役社長を歴任、19年より現職に就き現在に至る。兵庫県神戸市出身。


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