入社以来、私が携わっている職種が「アクチュアリー」です。アクチュアリーとは数理業務の専門職で、生命保険会社では確率や統計論を用いて、将来にわたる保険金の支払額や掛け金率などを算出する役割を担います。私はもともと生命保険業界に特別な興味があったわけではありませんでしたが、大学院で数学を専攻していたことがきっかけで、この職種と出会いました。入社から約6年間、商品数理部に所属して商品開発業務や会社イニシアチブのサポート、再保険業務などを担当し、2016年1月からは現在の戦略本部に異動して戦略計画の策定、会社の主要KPI(重要業績指標)のレポート・パフォーマンス分析、CEO/CFOのサポートなど、社内横断的な業務に幅広く携わっています。当社においてアクチュアリーは、私が所属する戦略部門の他、商品開発メインの商品数理部門、会社の決算を担当するバリエーション部門、ソルベンシーマージンやリスク料計算をするリスク管理部門、資産運用に関わるALM部門など幅広い活躍フィールドが用意されています。