インクルージョン&ダイバーシティへの取り組み
アクサ生命では、全社的な経営課題として「インクルージョン&ダイバーシティ」に取り組むことで、社員の多様性を受け入れる企業文化を積極的に醸成しています。その姿勢は社内外で高く評価されるとともに、男女比は約50:50で外国人、障害者も多く入社し、それぞれの能力と個性を発揮してさまざまな職場で活躍しています。
また、LGBTQ+当事者が差別なく業務に集中できるよう、環境を整えています。
ダイバーシティをさらに促進するため、応募時に性別の記入や顔写真の提出を求めないこととしました。
インクルージョン&ダイバーシティの推進体制
近年、「インクルージョン&ダイバーシティ」を謳う企業は増えてきましたが、アクサ生命は他社に先駆けてこの課題に取り組んでいます。その一番の特徴は、経営トップの強いリーダーシップによるトップダウンと、現場の現状・課題を経営陣に伝えるボトムアップの両システムが機能していることです。CEOから一社員までが、多様性を尊重する職場環境づくりを強く意識することで、真の意味での「インクルージョン&ダイバーシティ」が実現しています。
IDAC/インクルージョン&ダイバーシティ諮問委員会
CEO、人事役員、および数名の役員からなる社内組織で、定期的に会議を開催し、アクサ生命が目指すべきインクルージョン&ダイバーシティの方向性について議論し、そのビジョンを実際の施策に反映していきます。
ERG/社員による自主的なネットワーク
インクルージョン&ダイバーシティに関して、同じ立場や興味を持つ社員 同士が集う自主的なグループで、スポンサーとなった役員が活動をサポートします。ネットワーク内外での情報交換が基本ですが、IDACを通じて会社の人事制度やビジネスに関する提案をすることも1つのミッションとなっています。ジェンダーに関するネットワーク「Japan Woman@AXA」、育児と仕事の両立に関する「Working Parents」、聴覚障害者を中心とした「Deaf Sign Language」などがあります。
カルチャー&ダイバーシティ推進チーム
人事部門内のダイバーシティ推進の中核を担う組織です。戦略立案、研修企画、アクション支援、情報提供を通じて社員に対する啓発活動を展開しています。
カルチャー・アンバサダー
各部門の企業文化変革の推進担当で、社員のインクルージョン&ダイバーシティへの参加意識を高める役割を担っています。具体的には部門内の課題特定、アクションプランの策定、目標の設定およびモニタリングを行います。また、定例のアンバサダー会議では他部門と情報交換を行い、成功事例を共有します。
女性の活躍推進
アクサ生命では、社員の半数を占める女性社員の活躍推進と管理職登用に積極的に取り組んでいます。産休・育休からのスムーズな職場復帰をサポートする環境が各部門で実現しており、女性でも継続 的なキャリアアップが可能です。また、ワーキングマザーが仕事と家庭生活を両立できるように、制度と職場環境の両面からバックアップしています。
障害者の雇用推進
アクサ生命は障害者の雇用について、「チャリティでなく、チャンス」という方針に基づき、障害の有無に関係なく、会社の戦力として期待し、意義のある業務機会を提供しています。現在、多くの障害のある社員がさまざまな部門・職種で活躍しており、手話でのコミュニケーションが日常的に行われたり、ガイドドッグを連れた社員もいるなど、障害のある社員が安心して能力を発揮できるように、環境整備と社員教育が行われています。
LGBTQ+フレンドリーな環境を推進
アクサ⽣命では、「⼈権に関する基本⽅針」 に基づき、LGBTQ+※当事者が⾃分らしくいられる環境の実現に取り組んでいます。LGBTQ+に関する社内セミナーの実施をはじめ、ERGの1つとしてLGBTQ+当事者とアライ(⽀援者)の社内ネットワーク「アクサ・プライド・ジャパン」により、学び合いや啓発活動を⾏っています。
LGBTQ+:レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニング/クィアの頭⽂字で性的マイノリティの総称とされています。