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新型コロナウイルス感染拡大のピンチに従業員が団結!
健康経営が向上させたワーク・エンゲイジメント
健康経営が向上させたワーク・エンゲイジメント
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生産性向上と並んで、健康経営\によって期待できる大きな効果の一つが「ワーク・エンゲイジメント」の向上です。
ワーク・エンゲイジメントとは、従業員の仕事に対する熱意や会社への愛着心を示す指標のこと。企業パフォーマンスに直結する重要な要素でありながら、即効性のある改善策はなく、現在、多くの企業が課題として挙げています。実際に従業員として働きながら、同じ課題を感じている方も多いのではないでしょうか?
そのワーク・エンゲイジメントを健康経営の取り組みを通して大きく向上させたのが、京都で35年以上に渡ってモノづく りに励んできた株式会社 西田製作所です。
会社が新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けても一致団結し、日々、活き活きと働いている従業員さま。一体、健康経営導入前・後でどのような変化が訪れたのでしょうか。同社への健康経営導入をサポートしたアクサ生命の健康経営アドバイザー\・井上さんが直接聞きました。
*「健康経営」は特定非営利活動法人健康経営研究会の登録商標です。
*「健康経営アドバイザー」制度は、経済産業省の委託事業で創設された東京商工会議所の資格制度です。


「健康経営って何?」
真っ白の状態からスタート
井上:
本日はよろしくお願いいたします!
さっそくですが、皆さまは自社で健康経営に取り組む前から健康経営についてご存じでしたか?
斉藤さま:
いえ、まったく知りませんでした。健康経営という言葉自体も初耳でしたし、「会社として健康第一を掲げていくんかな?」というくらいの認識でした。
健康経営の担当者になってからも真っ白の状態で、健康経営がどういうものか理解できるようになったのは、井上さまから説明を受けたり、健康セミナーに参加したりするようになってからです。
井上:
たしかに健康経営という言葉だけでは、なかなかイメージが浮かびにくいですよね。
健康経営は従業員さまの生きがいや、人生の目標を実現するために、健康づくりを通して幸せに活き活きと働いていただくこと。そうすることで、自然に企業の永続的な発展も目指せるんです。健康セミナーでは、そのために必要な「身体の健康」と「心の健康」、そして人生100年時代に大切な