働き方だって100人いれば100通りある!〜人生100年時代の仕事との向き合い方〜

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ロンドン・ビジネススクールで教鞭をとり、これからの生き方や働き方についての考えをまとめた『ライフ・シフト』の著者でもあるリンダ・グラットン教授。彼女は、これからの時代を生きる私たちは「生き方を変えなくてはならない」と、指摘しています。中でも、これまでのような「学びの時期、仕事をする時期、老後」という3ステージではなく、それ以上のステージを経験する「マルチステージ」の生き方にシフトしていく重要性を説いています。

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では、そんな時代を長く支え続けるであろう現在の30代たちはどんな働き方や人生の歩み方をしているのでしょうか?アクサ生命保険のFAの中でも異色の3名に、これまでの経験や働き方の哲学、人生100年時代にお手本にしていることについて、語ってもらいました。

転職のきっかけも三者三様

― 3名とも転職の経験をお持ちですが、なぜFAになろうと思ったのでしょうか?

花野井:もともと転職した理由は必ずしもポジティブなものではありませんでした。飲食業のマネジメントクラスだったのですが、休みもなく固定給で残業代もつかない…。そんな状況に疑問を持つ日々の中でふと、逆の発想で「固定給じゃなくて、全部評価給で、スケジュールも自分で決められる業種だったら自分自身に文句を言わなくてすむ」と思ったのがきっかけです。
いまは契約数といった評価の積み重ねで給与が決まるのですが、自分にはこのスタイルが合っていると思っています。

働いたら働いた分だけ給与に反映される、というスタイルは合理的だと思います。もちろん、できる業種とできない業種があると思うし、ひとによっては性格的にフィットしないということもあるかもしれません。
だから、全員にこうした給与のあり方や働き方をオススメできるわけではないですが、私には合っていたとつくづく感じます。

西野:私の場合は「いろんな社長に会いたい。いろんな社長を見てみたい」という発想で、法人営業をやりたくてアクサ生命のFAになりました。私自身はとっても寂しがりやで、時間がなくてもひとに会いに行きたいと思うほどひとと接することが凄く好きなタイプです。だから、今の仕事がとても合っていると思っています。長くお付き合いしているお客さまも多いのですが、それでも「毎日8人に会うこと」を日課と決めて、絶対に守るようにしているんですよ。

私は、転職の回数が他のひとより多く、アパレルや飲食業など様々な業界に飛び込んでいきました。いろいろな会社で、いろいろな仕事を経験してきたわけですが、常にブレなかったのは「自分の可能性にチャレンジしたい」という一貫した想いです。今思うと、決められた道を行くよりも全く想像できないことにチャレンジしたいという気持ちが強かったのだろうな、と自分自身を理解しています。

塩野入:私は前職で銀行員をしていたのですが、ちょうど保険や投資信託販売をする係になったタイミングで、けん玉仲間の花野井さんが保険の仕事をしていると聞いて、「保険のことを教えてください」と相談に乗っていただいたのが転職のきっかけになりました。

アクサ生命の考え方に触れ、「この後の人生を考えた時、どっちの仕事が自分に向いているだろう?」と思うようになり、アクサ生命での仕事の方が可能性もあるし成長できると思ったので、転職しました。仕事とけん玉を融合させられる今のスタイルは気に入っていますし、けん玉のスキルは仕事にも役立っていると感じています。

オンオフの切り替えをしない働き方

― 評価給で働く人はオンオフの切り替えが難しい、との指摘もあります。みなさんはどうやって切り替えていますか?

塩野入:確かにオンオフの切り替えという点では、ちょっと難しい仕事かなって思う部分はあります。でも、切り替える必要もないのかなと、思い始めました(笑)。

花野井:私は、前職は飲食業で働いていて、なかなかけん玉の技を磨く機会が作れなかったのですが、今の仕事に就くようになってその課題が解消されつつあります。さらに、けん玉をしていることが、住宅メーカーやハウスメーカーとの接点にもなっています。けん玉が繋いでくれる縁はたくさんあるんですよ。

たとえば、PTAの催し物にけん玉のパフォーマーとして呼ばれることがたびたびありました。披露後、お客さまが「おもしろい人を呼んでくれてありがとう」と他のPTA役員の方に褒められる流れで私のことを紹介していただけることもあります。これは、けん玉が繋いでくれた縁だと言えそうですね。

ただ、塩野入さんは同じ職場になってから敬語を使うようになって…ちょっとだけ距離を感じています(笑)

塩野入:けん玉をしている時は昔と同じなのですが、職場では上司と部下の関係なので自然と呼び方が変わったのかもしれませんね。

花野井:社会的な関係性は変わったけど、けん玉の時は友達ってことでいいですよね(笑)

できることや叶いそうなことだけでなく「やりたいこと」を話す

― みなさんは、様々な仕事を経験してきていますし、けん玉道場を主宰したり、仕事と関係なくても1日8人に会いに行ったりと、FAの活動以外のことを日常的にされていますよね。そうしたことがライフプランニングをする際に「役立っているな」と感じることってありますか?

西野:
とにかく人に会って話す機会を作ってきたので、話を盛り上げる「引き出し」はたくさん持っていますし、誰とでもすぐに仲良くなれます(笑)。

たとえば、従業員をはじめとした会社に関わる人の健康増進が経営にもプラスの影響を与える、という考え方を元に取り組む「健康経営」というものがあって、そのアドバイスをしていた時のこと。相手先の従業員のみなさんを対象にライフプランニングをする機会をいただくことがありました。
その会社には高校卒業して間もない従業員の方がいて、「ライフプランニングをするには若いですし、歳が離れているから話が合わないかもしれませんが…」なんて言われたのですが、結果的にはまったくそんな心配はなかったですね。

身体の健康や心の健康についてはもちろん、「まだ先のことだから分からない」と言われるような結婚観についても聞いたり、話したりして、時間を忘れるほど盛り上がりました。そのフリートークの時間がとても楽しくて、つい仕事を忘れるほどでしたね。

花野井:逆に、私の場合はそうしたフリートークが苦手で…。けん玉に加えて、アクサ生命のライフプランニング用ツール「LNAS」があったからやってこられたのだと思うことが多々あります。なにせ、前職が飲食業なので、お客さまは向こうから来るという立ち位置でした。こちらから売りに行く、という経験がなかったんです。そのため人見知りなところはありますが、実は一度懐に入るととても仲良くなるタイプですよ(笑)。

塩野入:私の場合、ライフプランニングの話をする前に「できるできない」ではなく、「やりたいこと」を話してくださいと言っています。このやり方はクラシックな方法と言えるでしょう。花野井さんも王道のアプローチという意味では、クラシックですよね。西野さんはジャズセッションみたいですね。
「ライフプランニングをする」というゴールは同じなのに、やり方は三人三様なのはちょっとおもしろいことだと思いました。

人生100年の道しるべをつくるFAがお手本にすることとは?

― ライフプランニングで人生100年の道しるべを作っているみなさんの「人生100年のお手本」はどういったものでしょうか?

花野井:「本」ですね。2018年1月にマネジメントクラスになり、チームをまとめる役目を担うようになりました。それをきっかけに、今までほとんど読まなかった本を読むようになったのです。ビジネス雑誌でも自己啓発本でも、私の場合はそのストーリーの中に主人公を想像して、そのモデルを通じて情報に接するようにしています。自分から取りに行った情報ほど強いものはないものです!

昨年の私の中でのヒットは、『ニューエリート』『仕事2.0』『ライフ・シフト』。ですが、いま興味があるのは哲学に関する書籍です。いくつか読みましたが、当たり前を疑うことが凄く大事だ、と思うようになりました。これからも本を読むことを通じて学びを続けていこうと思います。

西野:じつは僕も「本」なんです…というのは半分くらい冗談ですが、本当はプロボクサーの辰吉丈一郎さんをお手本にしています。小学校のころから憧れている、私にとってのカリスマ的存在です。

ご存知の方も多いかと思いますが、私が子どもの頃、彼は向かう所敵なしと言われるほどでした。破天荒で型破り!でもボクシングに対してとてもストイックで、実力も申し分ない、まさに“カッコいいプロボクサー”だったわけです。しかし、大ケガなどで試合ができなくなり、その名前が聞かれなくなって…。
今はもうプロボクサーとしては引退年齢を過ぎているのですが、それでも現役時代と同じように練習をして、自分はプロのボクサーだ、という強い意志を貫いている、と聞きます。そんな姿にはやっぱり憧れますね。将来的にはああいう人になりたい、と思います。

塩野入:私は大学時代に哲学を専攻していた「哲学」ですね。みなさんがよく知っていて一番好きな哲学者をひとり挙げるなら、カントです。

「自分が見ているものと誰かが見ているものはそれぞれ違う。同じものではない」ということを言葉で説明した(物自体という概念)人なのですが、この考え方はライフプランニングに通じるところが多いと思います。私も、自分が見ているものや常識だけを信じるのではなくて、先入観に囚われないようにしていきたいと思います。

冒頭に紹介したリンダ・グラットン教授は、マルチステージを生きるためには、「まず、積極的であること。今後、世界はどうなっていくのか?という漠然とした疑問に対して自分なりに考え、それにどう対応していくのか、常に考える姿勢が重要」と、説いていました。

加えて、「テクノロジーが目を見張る進歩を遂げている今日、キャリアの初期に身に付けた専門技能だけで仕事人生を全うできなくなる日が来ると想像できるでしょう。また、身に付けた専門技能を時代遅れだと感じたり、飽きてしまったりして、『新しい挑戦をしてみたい!』」と突き動かされる人も出てくるのではないかと思います」と指摘しています。

今回紹介した3人の考え方は、リンダさんの指摘に対する答えを体現していると言えるのではないでしょうか。人生100年時代を生きる上で、キャリアを形成する際の参考になったなら、嬉しい限りです。

【紹介したFAのプロフィール】

(左)花野井 潤:2013年2月入社、2018年1月よりマネージャーとしてチームを束ねている。けん玉の日本一経験者、虎ノ門けん玉倶楽部、白金けん玉道場などを主宰し、業種や年齢を問わず多様な方へのライフプランニングを実施している。

(中央)西野 健二:アパレルや飲食業など多様な業種を経験した上で「いろんな社長に会ってみたい!」と現職に。健康経営のアドバイス等を行なう中で、若年層にもライフプランニングを提供している。毎朝8kmのランニングと毎日8人に会う、という自分ルールを実践中。

(右)塩野入 知子:地方銀行を経て、2018年6月に入社しFAに。けん玉の有段者。某全国放送に出演した際は、プロのけん玉パフォーマーと対決し勝利をおさめた経験も!花野井とはもともとけん玉仲間だった。

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