起業の準備にもフィナンシャルプランアドバイザーの相談が有効!~ライフマネジメント®を通して起業の夢を叶えた成功例とは?~
2023年07月20日 | お金のこと -Wealth-
#お金#仕事#会社経営#健康経営#今できること#保険#ライフスタイル#健康#人生100年

人生100年時代が当たり前になる今日だから、長い人生の中で何度か、思い描く夢や理想を叶えるチャンスに巡り合う可能性はありそうです。ですが、待ってばかりいるのはもったいない話。「今、その夢や理想の生き方を現実にす るにはどうすればいいか」を一緒に考えてみませんか?
そうした発想でライフマネジメント®を通して、一人ひとりの夢を叶えるお手伝いや夢に向かってあゆむひとをサポートしてきたのが、アクサ生命のフィナンシャルプランアドバイザー(FA)です。
本稿では、ある男性が24歳の頃、「28歳で起業すること」を決意し、目標より早い27歳7ヶ月で夢を現実にしたエピソードを紹介しながら、アクサ生命のFAがどのようなサポートをしているのかをお伝えします。
「28歳までに開業する!」そこで直面したお金の問題
――今回の主人公は、2022年7月、念願のカフェ&コーヒー豆販売「FIRIT COFFEE(東京・東久留米)」を開業した市川良太さんです。コーヒーの奥深さに夢中になり、起業を決意するまでの経緯を次のように語ってくれました。

(「FIRIT COFFEE」を経営する市川良太さん)
市川さん:コーヒーに本格的にハマり、起業を考えたのは、大学生の頃です。高校 以来、食品を科学的に捉える「食品科学」という領域に興味を持ち、大学ではこれを専攻にしていたのですが、中でもコーヒーは特に変数要素が多く存在するので、探っていくうちに深みにハマっていった、というのが理由のひとつです。
もうひとつは、コーヒーに興味を持つようになったのと同じ頃、身近な場所にスペシャリティコーヒーの専門店ができ、勉強がてらアルバイトをしたことがきっかけでした。そのお店では世界トップレベルのコーヒーを素晴らしい技術と深い知識で提供していたお店でした。
そのお店を通じ、バリスタという職業に憧れたのも起業を決意する理由になったと言えます。20〜21歳の頃だったこともあり、今思い返すと、「自分でコーヒー店を持てば、人生を楽しく過ごせるのではないか」という、夢見がちな部分もあったように思います。ただ、「いつかはコーヒーで起業したい」と考えて、夢を現実に近付けるようにコーヒーを扱う会社に就職もして、努力はしていました。
そうしてコーヒー業界に足を踏み入れると、周りにいるひとがみんな自分と同じように、「コーヒー屋さんになりたい」とか、「将来カフェを持ちたい」と考えていることに気が付きました。一方で、飲食系の会社に勤めるひとの給与はそれほど高くないし、土日の休みに好きなことにお金と時間を使っていたら、しっかり頑張ったとしても1年後に貯まる貯金額はそれほど多くなく、それを10年続けたとしても開業資金を貯めるのは難しいだろうな、と感じるようになって……。
「もしかして、自分も含めて『本気で開業するにはどうしたらいいのか?』をきちんと考えられていないのではないか?」と思うようになりました。でも、「じゃあどうしたら現実にできるのか」というところまで詰めきれていない――。「いくら想いが強くても、このままじゃダメだ!」と思った瞬間でした。
まずは言動を一致させようと計画を立てたのが24歳の時です。

起業に向かって歩き始め、訪れた転換期~小林FAとの出会い~
――ご自身で開業までの計画を立てた、とのことですが、どのような内容だったのでしょうか?
市川さん:まず、背負うリスクがまだ小さいし、いろんな面でアドバンテージが見込めるから、「開業するのは早ければ早いほど良い」というのが私の考えでした。それを基本に、「今から開業資金に500万円を28歳までに貯めるには?」と考えたら、「毎月15〜17万円を貯める必要がある」とわかったので、これに向かって頑張っていこうと決めました。
一方で、開業後のことも考え、「仕入れやランニングコストよりも売上が上回り、収支がプラスになった後、それが一定のラインを超えたら生活ができて、会社の経営が立ちゆく」という前提で、キャッシュフローをきちんと回せるようになろうとも決意しました。
ただ、これは私が「起業して経営者になるまでのプラン」であり、経営者ならではのリスクや備えについては、わかっていませんでした。さらに、以前から加入していた保険についてもハラオチしていない部分があったので、ここを誰かに相談したい、という思いもありました。
――そのことがきっかけで、小林FAと出会うことになった、というわけですね。
市川さん:そうです。お世話になっていたギター教室の講師の方から、「信頼できるひとがいるので会ってみないか」と言われて、話を聞いてみようかな、と。
実際に、初めてライフプランを受けて、自分が考えていた開業のためのプランだけでなく、これから経営者として生きていく場合のいろいろなリスク、たとえば、「普通のひとよりもストレスがたまる傾向にあるから、生活習慣病やガンになった場合のことを考えてみる必要がある」といったことを教えてもらいました。

――念のため確認しておきたいのですが、アクサ生命で「ライフマネジメント®」を基にライフプラン作成のサポートをしてもらい、その後も必要に応じてメンテナンスなどアドバ イスを受けるには、市川さんのように「こうしたい」という自分なりのプランを立てて相談するのが一般的なのでしょうか?
小林:いえいえ、むしろ市川さんのようにご自身でしっかりとした計画を立てておられるひとは、少なくとも私にとっては初めてです。(笑)
多くの場合は、「この先、こんなことがしたいんだけど」とか、「今の家計の状況でこんなことってできる?」、あるいは、「なんとなく不安な感じがしている」といったところから始まって、会話の中で「今感じている不安の正体」や「将来やりたいこと」、「ご自身の胸に秘めている本当はやりたいけれど諦めてしまっていること」を見付けていき、「こうしたらできるかもしれませんよ!」「解決にはこんなプランがありますよ!」と、いろいろな根拠をお見せしながら必要なサポートをしていきます。
ですので、市川さんのお話しを聞いた時は、驚くと同時に、「じゃあ自分はこのひとにどんなサポートができるだろうか?」と、ある意味で自分の力を試されているようなワクワクした気持ちになりました!
ひとりで考えた起業プランを、ライフマネジメント®の視点から確認してみる
――市川さんへのサポートは具体的にはどのようなものだったのでしょうか?
小林:まず、市川さんと面談をして、コーヒー店を開業するまでのアクションプランを立てていくことにしました。

(アクサ生命 マスターフィナンシャルプランアドバイザー 小林大介)
初めてお会いした時点で、「開業資金として貯める目標金額は500万。毎月15〜17万円貯めていく」と決めておられたので、本当にそのプランで目標達成できるのか、客観的に見ていこうとした、という流れでした。
実際に、市川さんが考えていたことは間違いではなかったのですが、なかなか実践するにはハードルが高いプランだな、というのが第一印象でした。ただ、絶対に自己資金で開業する、とのことだったので、「それなら客観的にも考えた通りにやっていくことになりますが、本当に大丈夫ですか?」と恐る恐るプランをお示しした記憶があります。
市川さん:銀行から融資を受ける、という選択肢もあるのでしょうが、それはまったく考えていませんでした。まずは自分で責任持ってお金を貯めて挑戦しよう、と。

