変額保険にメリット/デメリットを感じるひとの違いとは?

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変額保険にメリット/デメリットを感じるひとの違いとは?

変額保険について調べていると、「資産形成を変額保険でするのは、保険会社に支払う費用があるから投資信託より非効率」といった“説”を目にすることがあります。しかし、たとえば、「万が一のための保障を準備しながら、長期にわたって将来のための資産をしっかり形成したい」と考えているひとにとっては、このような“変額保険のデメリット”は問題にならず、むしろメリットになるケースも大いに考えられます。

そもそも保険選びの大原則は、自分にとってぴったりな内容なのかどうか、自分の視点でメリットとデメリットを吟味して決めること。そこで本稿では、変額保険そのもののメリットとデメリットに触れながら、変額保険が合うひとと合わないひとの違い、決断のコツを確認していきます。

変額保険の特徴をもう一度整理しよう

変額保険とは、①死亡や高度障害に対する保障を確保しながら、②特別勘定による運用成果を期待して資産形成も行う保険商品です。ご契約者さまが払い込む保険料のうち保険関係費を除いた資金を、保険会社が厳選した特別勘定によって運用するのが特徴です。

特別勘定の中身は、国内外の株式や公社債などを中心とした投資信託で、いくつかの特別勘定のラインナップからご契約者さま自身の期待するリターンとリスク受容度をもとに、どの特別勘定で運用していくかを決めることになります。

その後、実際に市場動向や経済環境、企業業績などを調査・分析しながら中長期的な視点に立った運用方針に則って資産運用の現場を取り仕切るのは、その道のプロフェッショナル達です。
ご契約者さま自身は、特別勘定のパフォーマンスを定期的に確認して当初の期待に沿った運用ができているかをチェックし、必要に応じて他の特別勘定に変更するなどの手続きを行います。しかし、日々の売買等の運用はプロに任せられるため、個別株投資などよりも資産形成に取り組みやすいと言われています。

そうして運用した特別勘定の実績に応じて、受け取れる満期保険金額や解約時払いもどし金が変動(増減)するのも変動保険の特徴です。詳しくは、「変額保険とは?基本的な仕組みや種類、メリットを解説」でも紹介していますので、ぜひこちらも参考にご覧ください。

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変額保険とは?基本的な仕組みや種類、メリットを解説
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アクサ生命「変額保険」

変額保険にメリット/デメリットを感じるひとの違いとは?

変額保険にはデメリットがある、と感じるのは?

資産形成を検討する際の選択肢のひとつになっている変額保険ですが、冒頭でも触れた通り、「誰かにとって資産形成の有効な手段でも、他の誰かにとってはそうではない」ということはあるものです。では、どんな場合にデメリットを感じるのか、見てみましょう。

短期間で成果を得たい、短期間で解約したい場合

たとえば、「セカンドライフ資金として、あと5年間で一定の金額を準備したい」あるいは、「子どもが進学するまでにあと3年あるので、入学金と学用品を購入する資金を準備したい」というように、比較的短期間である程度の資金を準備したい、というひとについて考えてみましょう。

このような場合、保険料払込の期間がそれほど長くはないため、「長期にわたって投資信託を買い続けて積み立てながら、期間を分散して市場の値動きリスクを平準化させつつじっくり資産を形成していく」という長期積立分散投資による妙味を活かしきれないことが考えられます。

また、短期間のうちに解約してしまうと、積立金額から差し引かれる解約控除額*の割合が大きくなり、結果的に受け取る金額が少なくなってしまうと想定されます。

これらのことから、変額保険以外の選択肢の方がメリットを感じやすいと言えます。

*解約控除額は、保険加入後の経過年数に応じて所定の金額が決められており、徐々に減少していきます。

保障と資産形成を切り離して考えたい場合

保障の必要性を感じておらず、例えばNISAやiDeCoといった制度を活用しながら資産形成をしていきたい、といった場合も、変額保険以外の選択肢の方が魅力的に感じられるかもしれません。

元本割れしたくない場合

変額保険は投資性のある他の金融商品と同様元本割れのリスクがあります。上述でも触れた通り、変額保険には、ご契約者さまが払い込む保険料のうち保険関係費を除いた資金を、特別勘定によって運用するという特徴があります。その運用成果が振るわない場合や相場が下落している局面で解約した場合などには、受け取る満期保険金や解約時払いもどし金がこれまで運用のために積立てた金額の合計を下回ってしまう(いわゆる元本割れ)リスクが生じてしまいます。

このようなリスクを回避するとなると、変額保険よりも定期預金のようなお金を貯める方法の方が着実性を感じられるかもしれません。

変額保険にはメリットがある、と感じるのは?

次に、変額保険にメリットを感じるのはどのようなケースか見ていきましょう。

いろいろなリスクに備えて資産形成をしたい場合

人生は予想外のことが起こります。重大な病気などによって、仕事が続けられなくなったり、収入が下がってしまったりということは誰にでも起こりうることです。継続的な治療が必要になった場合は、生活費に加えて、医療費の出費が必要になり、セカンドライフのための資産形成を続けることが難しくなるかもしれません。生命保険には、保険会社が定める所定の事由に該当した場合に、以後の保険料の支払いが不要となって、保障を継続できるという「保険料払込免除特約*」があります。この特約を付加すると、重大な病気にかかって収入が下がった場合も、保険料の心配をすることなく、変わらず万が一のときの保障と資産形成を続けることができるので安心です。この点は、資産形成の方法として変額保険とよく比較されるNISAやiDeCoとの違いの一つです。

*保険料払込免除制度の有無や条件は保険会社によって異なります。

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【公式】ユニット・リンク 保障とお金の話 中長期的な資産形成のポイント|アクサ生命

また、最近の変額保険には、死亡や高度障害状態に備えて資産形成ができるものだけでなく、介護状態や長期入院による収入減少に備えながら資産形成ができるものなど、さまざまな種類が存在します。
アクサ生命「変額保険」のページでは、一覧でその内容を確かめられるので、ぜひ参考にしてみてください。

長期的に資産形成をしたい場合

資産形成だけが目的だと、市場環境が悪化したときに資産が減ってしまうことに耐えられなくて、他の投資信託に変えたり、やめたりといったこともそれほど躊躇なくできてしまいます。一方で、変額保険は、万が一の死亡保障とセカンドライフ資金などの資金ニーズの両方を同時に準備できる生命保険です。残された大切な家族を守るための保障は、市場環境が悪くなったからといって、無くせるものではありません。そのため、変額保険は市場の変化に惑わされることなく、長期での継続がしやすくなります。

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【公式】ユニット・リンク 保障とお金の話 変額保険は長期で続けやすい|アクサ生命

また、最近は物価が上昇している、インフレだ、というニュースをよく見ます。インフレを簡単にいうと、継続的にモノの値段が上がる状況のことです。たとえば、今まで100円で買えたモノが200円に値上がりしたとします。同じモノを買うのにそれまでの2倍のお金が必要になり、100円という額面は同じでもお金の価値は1/2になってしまうのです。

これからもインフレが続いて、円の現預金だけを持っていると、額面は減らなくてもお金の価値が下がって、将来思い描いた生活が送れなくなるリスクがあります。将来にわたって資産価値を守る手段を選ぶ必要があるため、早めにインフレ対策を始め、長期的に見て物価変動の影響を受けにくい資産形成を行っていくことが大切になってきます。

迷わず、早く資産形成を始めたい場合

2023年6月末時点で公募投資信託は、約6000本(※)です。

※公募投資信託(不特定多数の投資家に向けて募集する投資信託)合計数:5988本(出典:一般社団法人 投資信託協会)

この中から、自分の大切なお金の運用を任せる商品を選ぶのは、結構大変かもしれません。保険会社の資産運用部門が中長期の資産形成に適していると判断した特別勘定(投資信託)から運用先を選べるということは、変額保険を活用して資産形成を行うメリットの一つになります。また、「どの商品を選ぶか」ということはもちろん重要ですが、長期の資産形成に向いていると言われている、一定の金額で、時間を分散して定期的に買い続ける「ドルコスト平均法」では、早く始めることが非常に重要になります。大事な将来に向けた資産形成、投資先を迷って諦めたり、始めるのが遅くなったりしないようにしたいですね。

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【公式】ユニット・リンク 保障とお金の話 決定回避の法則×資産形成|アクサ生命

変額保険が自分に合っているのか、判断に迷った時は?

変額保険のメリットとデメリットを整理して把握すると、これまでより変額保険への興味関心が湧いてきた方もいることでしょう。しかし、忙しい日々のなか、変額保険について理解し、自分にとって最適な商品を選択することは簡単なことではありません。

変額保険にメリット/デメリットを感じるひとの違いとは?

また、変額保険はその特性上、しっかりと商品内容や投資リスクを理解していないと解約時の払いもどし金額や満期保険金額が思ったより少ないこともあり得ます。契約する際は事前に不明点等を明らかにし、重要事項の説明を受け、しっかり理解したうえで契約しましょう。

アクサ生命は幅広い変額保険商品をご提供しております。変額保険については、アクサ生命の専門アドバイザーにぜひご相談ください。

協力・監修:株式会社笑 ファイナンシャル・プランナー いちのせかつみ

AXA-A2-2308-2701/9WD

 

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これからの資産形成の重要性、投資の基本情報、そして変額保険のことなどを動画でわかりやすくご紹介します。

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