2023年02月01日 | お金のこと -Wealth-
#お金 #仕事 #ライフスタイル #保険 #老後 #人生100年 #健康
増税や社会保障制度改革の議論がいっそう活発になる今日。「人生100年時代」を生きる中で、現役世代を中心に、老後資金の問題はこれからますます重要なテーマになると予想されます。一方、現段階で老後資金のために保険や投資等で資産形成をしていたとしても、実際にシニア世代になるまで、自分が選択した方法が本当に間違っていなかったか確かめられないのは悩ましい問題です。
そこで本稿では、「シニア世代になった時に保険がどう役に立つのか?」を、ファイナンシャルプランナーが実際に向き合ったエピソードをモデルケースに、見ていきます。
モデルケースを見る前に、ひとつ大事なことを押さえておきましょう。
今まさに老後資金の備えをしているひとにとって、「本当にこれは必要な備えなのか?十分な準備になっているか?」と、立ち止まってたびたび見直すことはとても大切です。
それというのも、例えば、2022年10月1日から後期高齢者の医療費の自己負担割合が変更になり、一定以上の所得のあるひとの医療費の自己負担割合が「1割から2割」に引き上げられるようになりました。この例に限らず、増税や社会保障制度の変化は今後も繰り返されると予想され、当然ながら個々の家計にも影響が及びます。
そのため、結婚や出産、マイホームやマイカー購入時といったライフステージが変わる時と同じく、さまざまな社会の動きを捉えながら、ファイナンシャルプランを含むトータルなライフプランを点検することは、より堅実な資産形成に繋がると考えられます。
また、近年では、シニア世代になっても「長く働く必要がある」と考えるひとや、「これまでのノウハウを生かしたい、社会と関わり続けたい」といった理由から何歳になっても現役世代と同じように働き続けるという選択をするひとも増えています。そうなれば、従来考えられていた、「年金と貯蓄をもとに老後のお金のつかい方を考える」という過ごし方では、実態に合わない場合も出てきます。そのため、一人ひとりの考え方や価値観を十分に加味した検討と修正を繰り返す必要がますます高まる、というわけです。
では、どのように“一人ひとりの状況を加味した検討”をすればいいのでしょうか?アクサ生命でチーフ フィナンシャルプラン アドバイザー(FA)として活躍する関澤佳恵の体験をもとに見ていきましょう。
主人公は、ある中小企業役員Aさん(63歳)。いわゆるサラリーマンとして会社勤めをしていた幼馴染たちが現役生活を引退する中、ご自身は「生涯現役」をモットーに、長年、都内近郊の中小企業に勤めていました。
そんなAさんはこれまで大きな病気や怪我を経験したことはなく、個人年金という形で保険を活用してはいるものの、がん保険のような医療保険には加入していませんでした。
「63歳になったけれど、まだまだ現役!元気いっぱいだし、昔から病院のお世話になることもなく健康そのもの!収入もあるし、貯蓄もそれなりにある。何かあっても乗り切れる」が、Aさんの口癖です。家族や友人、同僚らは、そんなAさんを頼もしく感じていました。
実際に、Aさんは現役世代とそれほど変わらない収入も得ており、「手元資金はある程度の余裕がある。いざとなればこれまでの蓄えや年金もある。友人の中には病気や怪我で大変な経験をしたひともいるが、自分なら大丈夫だろう」と考えてもいたようです。
そんなある日、体の不調を感じ「念のために」と受けた健康診断で大腸がんが見つかってしまいます。幸い、良い主治医に診てもらうことができ、その意味では安心して治療を受けられることになりました。しかし、がんは厄介です。やむを得ず、混合治療を選択することになり、医療費は全額自己負担することに。さらに、入院ではなく通院で治療を続けることになったので、交通費等の出費も必要になりました。
生きがいでもある仕事はできないものの、これまでの貯蓄を切り崩しながら何とかやりくりはできる、という日々へと人生が一変したAさん。通院には毎回、妻や子ども達のうち誰かが付き添ってくれるので、心強くありがたい反面、時間に都合をつけてくれていることを心苦しく思うこともありました。
そんなある日、Aさんは、「今月はどのくらい医療費がかかるんだろうか…」とぽつりとつぶやきます。これからどうなるのか、身体の心配だけでなくお金の心配もせざるを得ない現状を前に何気なく口をついた言葉は、本人だけでなく付き添っていた家族達にとっても思いがけないーーしかし、本音のーーひと言。その日の足取りは普段より少し重いものになっていました。
●参考記事
健康寿命を延ばし、平均寿命に近づけるには?人生100年の健康維持は「諦めない」こと
抗がん剤を含む通院治療の費用は毎回負担ではあるものの、Aさんにはまだ貯蓄に少し余裕がありました。しかし、治療の影響で以前と同じようには働けないため、収入は限りなくゼロに。これまで緩やかにでも増えてきた貯蓄を切り崩しているのに収入が途絶えたということで、さまざまな出費の負担感が増し、こころの不安が少しずつわいてくるように…。
さらに、これまで必要としていた支出だけでなく、「現役世代と変わらないほどの収入がある」という前提で計画してきた旅行や住まい等の「将来の楽しみ」に関するプランも変更せざるをえなくなってしまいました。
なによりAさんにとっては仕事が満足にできないこと。まるで元気の源がなくなるようで、悔しく張り合いのない気持ちに。家族達も、そんなAさんのやるせない気持ちを想像すると、「病院に付き添ったり、励ましたりしたいけれど、どんな言葉をかけたらいいか…」と切ない気持ちがつのっていきます。もちろん、逆も然りで、Aさんは、「子ども達にいらない心配をかけてしまった」と感じ、双方が望まない不安やストレスを抱えるようになっていきました。
ここまで、Aさんのケースを見ていきました。もしかすると、「似た話を聞いたことがある」「そういえば身近なひとの知り合いも…」といった声が上がるかもしれません。また、「自分が加入している保険では、Aさんみたいなことに直面した時に対処できるだろうか?」との疑問が頭をよぎったひともいたのではないでしょうか。
実際に、Aさんが「現役世代と同じだけ収入を得ているし、大丈夫だろう」と思わず、もしも「がん保険」をはじめとする医療保険に加入していれば、ある程度はお金の心配を払拭できたと考えられます。そうすれば、「今回の医療費はどのくらいかかるだろうか」と不安に思う気持ちも軽減でき、治療だけに専念できる環境もより良く整えられたことでしょう。
さらに、もう一度職場に戻る、あるいは、これまでできなかった人生を楽しむための「第二の人生」に向けたライフプランを考える、という選択もしやすかったと想像できます。
確かに、「万が一のことを考えて手厚い保険に加入する」というのは必ずしも合理的ではありません。「人生のリスク」への考え方はひとそれぞれで、「保険で保障したい」と考える範囲や程度も一人ひとりの生き方や価値観によって異なります。それを踏まえて、自分にぴったりな保障内容を考える必要があるわけですが…、これはとっても難しいこと。
そうした時、上述のような具体的なエピソードをもとに、将来起きうるリスクを解像度高く自分事として考える機会を持つことができたら、「自分にとって十分だと納得できる保険」を選びやすくなるはず。ですが、Aさんの話のような込み入った内容は、たとえ親子やごく親しい関係だったとしてもそう簡単には話題にできず、深い胸の内の考えまで聞いたり話したりすることは難しいかもしれません。
そのような場面で、アクサ生命は「ライフマネジメント®」というコンサルティングサービスを通じて、「もし、こういう場面に遭遇したら、一番大切にしたいものは何か?」といった質問を投げかけたり、担当するFAが自身の経験やお客さまの事例等を紹介したりして、一緒に考え、保険に加入する意味や意義をおひとりお一人がご自身で納得できるようにお手伝いしています。
さらに、病気や怪我はもちろん、思わぬライフステージの変化等が起きたとしても、その先を見据えて、夢や希望としていたことを諦めなくてすむ方法やどれから叶えていくか?といったことまで考えた「ライフプランニング」と、継続的に状況を受け入れながら進みたい先に向かえるようマネジメントしていく「ライフマネジメント®︎」のサポートを行っています。
さて、ここでもう少し踏み込んだ話にも触れておきたいと思います。
保険には、加入するご本人の万が一に備えるためだけでなく、もしもの場合、遺されたご家族の支えになる、という大切な役割があります。
多くの場合、被保険人の死亡後に支払われる保険金は、「遺された家族の生活のために」と考えられるものですが、遺されたひとにとってはそれ以外にも大きな意味を持ち得ます。
●参考記事
もしも介護が必要になったら?介護施設の種類と入居条件 ~40・50代の38.4%は施設での介護を希望。しかし60・70代は…~
60・70代が子どもに希望する介護の内容は?~やってほしいことは身体的介護より、家族にしかできない時間づくり~
例えば、葬儀について。ご自身は「質素に送ってくれたらいいんだよ」と言っていたとしても、送る側はそう簡単には片付けられないもの。「これまで注いでくれた愛情に『ありがとう』という感謝の気持ちを込めて送り出したい。そのために、最期にしてあげられることは全部してあげたい」というのが心情でしょう。そうした場面において、死亡保障(被保険者が死亡した際、遺された家族ら受取人が死亡保険金を受け取れる保障)は、「遺された家族に心残りがないようにするための最期の贈り物」という側面もあるのだと考えます。
実際のところ、どのくらいの列席者になるか予測できる結婚式とは違い、葬儀ではどのくらいの人数がお別れに来てくれるか、わからないものです。特に、配偶者や子どもが本人の交友関係を詳しく把握していることはまれであるため、どのくらい参列のお礼を準備するべきか、会場やお花はどうするか、などなど、難問が山積状態になることも想像できます。
そうならないためにも、「望まないことだけれど、最期はどんなふうにしたいか?」「自分達はこう考えているが、どうだろうか?」ということを家族間で話し合い、意識合わせをしておくことはとても大切です。
「まだまだ先のことだ」と考えたいものですが、次の動画を見ると「親子で話せる時間は意外に少ないのかもしれない」と気付かされるはず。
●参考サイト
↓数字を入力して、親子であとどれだけの時間を共有できるか、計算してみませんか?
親子の時間シュミレーター
ただ、それでもやはり「最期のこと」は話題にしづらいテーマであることには違いありません。そんなふうに感じる時も、アクサのFAは、前向きに話ができるように寄り添ってサポートしています。そうした機会も活用しながら、シニア世代の「お金とこころの健康の話」について考えを深めてみませんか?
※「ライフマネジメント®」はアクサ生命保険株式会社の登録商標です。
アクサ生命の無料コンサルティングサービス「ライフマネジメント®」とは、人生の理念とそれに基づいた目的、ビジョンを土台にして、何を、いつ達成するのかという「目標」と、実現するための計画「ライフプラン」を作成し、実践していく中でライフサイクルに応じた見直しを継続的に行なっていく取り組みです。
AXA-A2-2301-1895/9WD
これからの資産形成の重要性、投資の基本情報、そして変額保険のことなどを動画でわかりやすくご紹介します。
あなたの「夢」を叶え、人生100年時代を豊かにするためのプランを一緒に考えませんか。
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