お年玉と一緒に子ども達に伝えよう!お金との上手な付き合い方、つかい方

#お金 #人生100年 #家庭・育児 #今できること

年末年始のお年玉やお誕生祝い、入学祝いなど、子どもが高額なお金をもらったり、自分の意志でつかったりする機会は意外と多いものです。金融広報中央委員の資料によると「お年玉の額(2015年度/平成27年度)」は、次のような分布になっているとのこと。

小学校や中学年に上がって以降は、10,000円以上の高額なお金を手にする機会もあるということに驚くひともいらっしゃるかもしれません。

こうしたまとまった金額のお金をもらう機会は、子どもにとって嬉しいサプライズなだけでなく、お金のことを学ぶ絶好の機会とも言えます。だからこそ、保護者や大人たちは、行事の一環としてお金を渡すだけでなく、ぜひその「つかい方」を教える義務も果たせるようにしたいものですね。

そこで、「丈夫で明るく、素直で仲良く、自分でするよいしつけ」をモットーに、3歳から5歳の子ども達に「自立と自律」のチカラを身に付けてもらえるよう寄り添う幼児教育を実践している湘南幼児学園の鈴木あゆみ園長と田中重徳代表に、「幼少時の子どもにお金の価値を学んでもらうために、大人ができること」について、話を聞きました。

どうやって子どもにお金のことを教えたらいい?

―年末年始や年度始めは子ども達が直接お金を受け取る機会が増える時期だと思います。大人は、「お年玉だから渡す」「お祝いだから渡す」と、一種の行事として捉えてしまいがちですが、日々子どもに接しているみなさんはお金の価値やつかい方を子どもに教えることはありますか?

田中代表:お金について学ぶことは、とても大切なことだと考えています。当園では先日もお金について学ぶ機会をもうけました。その時は、お札や硬貨の種類を伝えたり、千円札と五千円札を見せて「どちらの方がたくさんのものを買えるでしょうか?」といったクイズをしたり、物々交換の時代からお金がつかわれるようになるまでの歴史を紐解いたりもしました。

鈴木園長:年中さんや年長さんは、親御さんと一緒にお買い物に行くなかで「お金を払うとものが買える。足りなければ買えない」ということを何となくではありますが、すでに理解しています。今回の学習はそれを体系的に知る機会になったのではないか、と思います。

また、いま、園の子ども達は音楽会に向けて毎日一生懸命に練習しているのですが、そのご褒美と学んだことを実際に体験してもらう機会として、「自分でお財布とお金をつくって、それでほしいおやつを買う」という遊びの時間ももうけてみました。

具体的には、子ども達に50円分の“お金”を作ってもらい、20円と30円、50円のおやつのなかから好きなものを選んで買う、という「お店屋さんごっこ」のようなゲームです。みんな、「これとこれがほしいけど、お金が足りないな」とか「これとこれなら50円で足りる!」と言いながら、ワイワイ盛り上がっていましたね。

予算内で食べたいおやつを買おうとする姿はとても微笑ましく、その様子を見ながら、「小学校にあがったら、友だちと一緒におやつを買いに行ったりするんだろうな」と想像を巡らせていました。こういう機会を作ることは、お金をつかうことに慣れる第一歩になると思っています。

―園では、自分たちで作ったお金でおやつを買うゲームは「単なるおやつの時間ではなく、ご褒美の時間」として捉えていると聞きました。

田中代表:先ほど話が出ましたが、いま園児達は音楽会に向けて一生懸命練習しています。一人ひとりが「発表会はいつだから、いつまでに、どんなふうに演奏できるようになっていたいか。そのためにはどのくらい練習すればいいのか」と言う大きな目標をゴールに、短い期間のなかで与えられた目標を達成するべく頑張っているんですよ。先生たちはそれをサポートしたり、どのくらい出来ているかを寄り添い見守りながら接しています。

そうして目の前に与えられた目標を達成すると、子ども達は、おやつがもらえたり、ハグしてもらえたりといったご褒美を受け取ることができる、というわけです。もちろん、そのご褒美のあとは「今度はこうしよう!」と、次の目標を示し、頑張ってもらうように促しています。

このように、最終目標までの間に細かい目標を設定して、それを着実に達成するように導いていけば確実に能力を引き出すことができるし、本人も目標が達成できたことを実感でき、自信を付けて次にチャレンジできるでしょう。園児達のおやつやハグは、大人にとっての給与(=報酬)に近いものかもしれませんね。

アクサ生命では、高校生・専門学校生を対象にした金融知識の教育活動を行なっています。(アクサ生命公式サイト)

ムダづかいをすることも学びの機会になる

―なかにはご褒美のおやつを買うお金が足りなかったり、目標が達成できていなかったりしても、「これがほしい!」とダダをこねる子もいるのではないでしょうか?

鈴木園長:子ども達は「分かっているようで分かっていなくて、分かっていないようで分かっている」という不思議な存在です。(笑)

どういう意味かと言うと、たとえばお買い物のゲームの場合なら、「ルールがあるからそれを守りながら本当にほしいものをしっかり選んで買うのと、ほしいから全部買うのならどちらが正解か?」という問いとその答えをちゃんと理解している、ということです。

ただ、頭では理解しているけど、「やっぱりほしい!」という気持ちを諦められないこともあります。その時、たとえば「50円までしか買えないんだから、ワガママを言っちゃダメでしょ!」と頭ごなしに叱ってしまうのは良くないことだと思っています。

むしろ、「こういうお約束だから、あなただけ特別に買えるようにするのはズルいよね。みんなと同じルールでお買い物しようね」と諭してみることが大事です。そうすると、すんなり聞き分けてくれるものですよ。

―なるほど。そうなると、お金をつかうときのルールを伝えることは、親や周りの大人の責任だ、というわけですね。

鈴木園長:そう思います。親御さんのなかには「お金をムダづかいしないようにすべて管理しよう」と思ったり、「これはダメ!あれもダメ!」と注意するひともいらっしゃると聞きます。

もし、いまそれを与えることで欲しい物を買ってしまって、すぐに「これ、やっぱりいらなかった」と捨ててしまうことが目に見えているなら、親がきちんと管理してあげたほうがいいと思います。

ですが、早いうちにムダづかいや失敗を経験させて、「あ、これはしちゃいけないことなんだ。じゃあこれからはどうしたらいいのかな?」と気付き、考える機会を子ども達に与えることも大事なことだと考えます。

特に、お金についてはこの経験が大切なのではないでしょうか?それというのも、中学や高校、大学生にもなるとそれなりの金額のお金を手にすることになるので、その時にムダづかいをすると、「次に失敗しないようにするためにはどうしたらいいんだろう」と考えるより先に、「お金がなくなっちゃった!」ということで頭がいっぱいになってしまうからです。ましてや大人になるとムダづかいの額も大きくなるので、取り返しがつかないことになる、なんてことも考えられるでしょう。

お金を通して、お金に換えられない“資産”を子ども達に身に付けてもらう

田中代表:いまはまだ普通のお金、特にジャラジャラと音を立てる小銭の方が子ども達も興味をかき立てられるようですが、今後はお札だけでなく、電子マネーを使うようになるはずです。そうなると、いまよりもっと無意識のうちにムダづかいをしてしまうことも考えられると思います。そうした手痛い失敗の前に、ムダづかいの“怖さ”を知ってもらうことが大事です。

湘南幼児学園では、そういった「大人になってからしない方がいい失敗」を率先して体験させて、そこから本人が次の計画をして、実行して、振り返る、ということが自発的にできる子どもになるように、色んな体験の機会を作っています。そうして培った経験は、大人になってからお金には換えられない大事な“資産”になると考えています。

鈴木園長:買い物だけでなく、園という集団生活を行なう場には色んなルールがあることを私たちはまず子ども達に伝えています。そして、先ほどのように「ルールを破ってはいけない理由」を伝えるようにしています。

そうした経験をしながら年長さんくらいまでいくと、子ども同士で「これは良くないこと。先生に報告したほうがいい」とか「○○ちゃんの言い分も分かる」、「でも、こういうルールがあるから…」というふうに話し合いを始めて、問題解決までできるようになる子もいます。子ども達はびっくりするほど賢くて、新しい知識や振る舞いをスポンジのように吸収していきます。その機会や土台を作ってあげることが、大人の役割ではないでしょうか。

適切なお金のつかい方を判断する基準を持っていますか?

近年注目される「人生100年時代」というキーワード。1947年には50歳程度だった日本人の平均寿命が、2018年には男女とも80歳を越え、今後も伸び続ける可能性が高いことから言われるようになった言葉です。しかし、いまの子ども達は、なんと120歳まで生きるかもしれない、という研究もあるそうです。

これまで考えられなかったような長寿化により、子ども達は私たち以上にさまざまな変化を体験し、備えを必要とすることになるでしょう。そのひとつが「お金」です。

最近は、お金のかたちそのものが大きく変化しているのはご承知の通り。「ピピッ」という音とともにカプセルトイやお菓子といった欲しいものを手に入れられると知っている子も出てきているかもしれません。もう少し時間が経てば、「物心つくころからキャッシュレス決済でものを買っている」という意見が随分と増えることでしょう。そんな時代に「お金のこと」を教えるのは、いままで以上に難しいと想像できます。

もちろん、人生において「お金さえあればいい」というわけではありませんが、それがないと出来ないことやかなえられないことがあることを、私達大人は知っています。だからこそ、大人は子ども達に「お金の大切さ」や「お金との付き合い方」を伝えていく義務があるはずです。

では、「とにかくムダづかいさせないように。すべて貯蓄さえしておけばいいのか」というとそうとは言い切れません。適切なつかい方をしさえすれば、お金をつかうことによって素晴らしい時間を過ごしたり、将来につなげることも人生を充実させる機会を得ることもできるからです。

そうなると、大切なのは、「何にお金をかけるべきか/かけないでおくべきか」を自分で明らかにするチカラを養うことだと言えるでしょう。これは、子ども達だけでなく、大人にも当てはまることかもしれません。本当にやりたいことや夢・理想を思い起こし、それをかなえるためには今どうすればいいのかを考えることが、「何にお金をかけるべきか/かけないでおくべきか」を判断する基準になるはず。

子ども達にお金のことを伝えるタイミングをいい機会として、いま一度、大人自身も「お金のつかい方の判断基準」を明確にしてみませんか?アクサ生命では「ライフプランニングの実践」というかたちでそのサポートをしています。

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